痛風とは

一言でいうと「体の中に溜まったプリン体が爆発する病気」です。
特に足の親指の付け根が標的にされることが多く、ある朝、突然激痛が襲ってきます。痛さのあまり、床に落ちたスマホも拾えない、激痛で朝一のトイレにもいけない。風が吹くだけで痛いと言われますが、風が吹かなくても痛い、何もしなくても痛いやつです。

親指の付け根以外も普通に発症します。小指、くるぶし、かかと。
毎回痛くなる度に、「今回は多分痛風じゃないと思う。。。運動しすぎか、ひねったかなー」とか言っても、結局痛風なんです。
身に覚えのない突然襲ってきた足付近の痛みは、ほぼ痛風と思ってもらってもいいくらいです(特に尿酸値を7以上キープしている痛風予備軍の方々は)

なぜ痛風になるのか?
原因は血液中に増えすぎた「尿酸」という物質。これはプリン体が分解されて作られるのですが、プリン体はビールや内臓系の食べ物だけでなく、実は体内でも大量に作られています。
つまり「プリン体ゼロのビール飲んでるから大丈夫」なんていうのは、残念ながら痛風には通用しないです。
尿酸が一定の濃度を超えると、体は「もう無理」と判断し、結晶として関節に放り捨てます。その結晶が免疫細胞に見つかると、「やべーのきた!」と炎症を起こし、あの地獄の痛みにつながります。

痛風は太った中年男性がなる病気のように思われがちですが、最近では若い世代にも増加中とのこと。筋トレ後のプロテイン、エナジードリンク、糖質制限中の肉食生活など、「健康を意識していたはずなのに、いつの間にか痛風に」というケースもあるようです。

残念ながら、痛風は完治する病気ではないと言われてます。
でも正しく向き合えば、お酒を楽しみながら生きながらえる事ができます。

私も、20代の頃から尿酸値7以上をKeepし続けて、人生初の発症時から、3ヶ月〜1年に1回の頻度で10年以上の痛風発作を10数回は起こしていましたが、ここ6年間ほどは発作が起きていません。
もちろん薬は飲んでいますが、日々ビール500ml〜2リットルに焼酎300〜400ml程度をロックで飲む生活を続けています(たまに禁酒しますが)

もし「酒も人生も諦める気はない」というタイプでしたら、何かお役に立てることがあるかもしれません。発作時の対処法、普段の過ごし方などメニューにありますので、ご参照いただけたら幸いです。

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